行動で自分を改善していこう、そして稼ごう!

少しずつ行動を積み重ねて自分を改善していき、その結果お金も稼げたらいいなぁというブログです。

ジョギングを習慣化できた理由

 いまは雨が降らない日はほぼ欠かさず走っています。半年前の自分にはまったく信じられない生活習慣です。30代にハーフマラソンに挑戦したことがありましたが、その頃の走る理由はトレーニングだったので、生活習慣として根付くものではありませんでした。

 

 運動習慣を身につけるコツは、運動という短時間では面倒で辛いことのメリットが、短期的なメリットが上回っているかにかかっていると思います。

 

 Youtubefacebooktwitter、テレビ、酒、タバコなど日常的に習慣化しているものは、いずれも、それを行うことで自分が快楽を得る、効果を得るということが動機になっています。効果が容易に想像できるから手を付けやすいのですね。

 

 一方で、健康のための運動というのは、一度運動しただけでは健康になったかどうかわからず、実感がありません。一般に習慣化が良しとされている読書、勉強、健康的な食事、良質な睡眠、筋トレとかも同じで、一度や二度、一週間やそこらではまったく自分の中で効果を感じにくく、なかなか継続することができません。それよりも、このことを継続することの毎度の負担のほうが主にであり、時に苦痛です。

 

 僕がすすめるジョギングにも、負担となる事がいくつもあります。

 

 まず、走り始めは肉体疲労や息切れを特に感じるのでつらい、汗かいて走った後はシャワーや着替えが必要、見慣れた近所を走っても単調でつまらない、などなどつまらない要素があります。さらに、ペースをあげて走ると足首や膝が痛くなったり、太った体が特に痩せるわけでもありません。そして、走り過ぎは老化の原因の元とも言われています。

 

 これらの面倒や苦痛を帳消しするほどのメリットがないと、習慣化はまずできませんが、僕の場合は、ジョギングに対してこれらを帳消しするほどのメリットを感じています。

 

 ジョギングに感じているメリットは大きく2つ

  1. 何事にも集中できる。走った後は、目の前の一つのことに集中することができ、特に仕事のパフォーマンスが向上する。しかもその状態は半日から一日継続する。もちろん休日も同じで、家族での幸せごとの企画、将来への準備に集中して取り組むことができる。
  2. 何事にも前向きになれる。精神的に追い詰められているとき、目前の問題に冷静に真正面から向き合おうという気持ちになれる。

 なので、ジョギングはやめられません。

 

 僕は、走ることに対して目標の記録があったり大会に出たりするわけでもありません。ただ単純に、その日のために近所をたった20分程度走るだけです。

 

 それでもたった20分走るだけで実感できるこの大きなメリットがあるので、日々続けられるのですね。健康な体作りとか筋力をつけるとか、運動が良いとかというものは一切ありません。単純に、走った直後の精神面と活動面のパフォーマンスが向上するからです。たった20分がその後の数時間を大きく替えてくれるという感覚です。

 

 何かの習慣化を試みるということは、その行為の心理的負担の大きさが非常に大きな影響を及ぼします。習慣化出来ないというのは、心理的抵抗が大きすぎてできないのです。なので自分の中でその行為が将来効果を得られるよ、というのでは習慣化できなくて、短期的な効果を実感することが重要なのですね。

 

 僕が習慣化出来たのは、得られる効果を短期的に実感するとができたからです。若いころもダイエットや大会向けにジョギングをやっていた期間はありました。しかしそれらはいずれも中長期の目標のためのトレーニングだったので習慣化しませんでした。

 

 つまり! 短期的な効果を実感できるものは習慣化する!ということですね。