「メモ書き」の実践 二ヶ月続けたことの効果
日々、赤羽雄二さんが考案した「メモ書き」を実践しています。始めてから二ヶ月が経過しまして、その効果について記したいと思います。
「メモ書き」の効果
・「なんか気が乗らないな・・・」という状態から脱せる
・仕事で味わった嫌な感情、負の感情から解放してくれる
・どう進めて良いかわからず、なかなか着手できない仕事をすすめられる
どれも「仕事って嫌だな、辛いな」と思う要因となる心理的状態ですが、「メモ書き」がわずか10分程度でこの状態から抜け出させてくれます。
また、しばらくこれを継続すると、たとえマイナス感情にさいなまれてもA4用紙を取り出してスラスラと書けば10分で安定することがわかっているので、いちいち悩みこむことがありません。
この絶大な効果をぜひ味わって頂き、少しでも前向きな日々にしていただきたいです。
メモ書きの手順はこちらです。
メモ書きの詳細手順
1.A4用紙を10枚机のうえに用意する
2.スマホのタイマーを1分にし、ペンを持つ
3.よーいドン!でタイマーをスタートし、心の中でテーマを決めて素早く書く
5.テーマについて、ブレイクダウンしたことをどんどん箇条書きする
※字のきれいさは無視し、とにかく素早く!
※構造的にきれいになれば良いですが、最初のうちは思いつくままでOK
※ペンを止めない
6.タイマーが鳴ったら、途中できりあげてA4用紙をめくる
7.手順3〜6を10テーマ分、繰り返す
書いたA4用紙は自分以外のだれが見るわけではないので、思いつくままに書くというのが大事です。
さらに詳しくお読みになりたい方は「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」をご覧ください。
そして。こちらの写真は僕のメモ書きの様子です。ふだんのメモ書きには、仕事での固有名詞が多数あるので、当たり障りのないもののみ紹介します。とにかく何でも思いついたものを書く様子、伝わりますでしょうか(笑)
ちなみに僕は、A4用紙にいっぱい書けるほど速記ができないので、半分に割ったスペースでメモ書きをしています。
そして、殴り書きのため数日経つと自分で読み返しても意味がわかりません(笑)
でも、それでよいのです。書いたものを活用するのは、直後にいちど読み返してみて重要部分があれば別の付箋にメモるくらい。数日後に読み返すことはありません。一度メモ書きしたのを忘れて、数日後に同じテーマで「メモ書き」することになってもよいのです。
毎日毎日、自分を少しでも改善させるための「メモ書き」まぁ、毎日確実にできなくても時々できない日があってもいいでしょう。
とにかく、A4用紙に思い思いを書きまくるというのは、精神的な安定をもたらすと同時に、自分を客観視することができ、終わったあとに自分を前向きな行動に導いてくれます。
人生を少しでも良くするには、わずかなことでもひとつでも自分を前にすすめることが大切です。マイナス感情でどっぷりと浸かったままにせず、有限な時間を有効活用するためにも、「メモ書き」をお試し頂きたいです。