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断酒の実践 深く眠れる感覚に感動

 断酒して最初に実感したのは睡眠の変化です。よく断酒経験者の人たちがおっしゃる「睡眠の質が良くなった」というのが、僕にどのような変化をもたらしたのかご紹介しようとおもいます。

 

 まず、毎日飲んでいた頃は、夜中に「あ、起きてしまった」とフッと目が覚めていました。その時の感覚は、人やアラームから起こされて睡眠が阻害されたときの不快感はなく、「まだ寝たい」というのもなく、ふと自然に目が覚めて普段の自分に戻る感覚です。

 

 体の調子はというと、頭の後ろから首に向かう部分に疲れというかなんというか不快感(緊張型頭痛という名前でしょうか)が存在します。

 

 目覚める時間帯はだいたい午前2時から4時のあいだくらいで、一度目が覚めるともう自力では眠れません。「いま起きて活動するよりも、少しでも体力を使わずに布団の中で過ごそう、うまく眠れるといいな」とおもってそのまま潜っていても悶々とするばかりで眠れません。

 

 結局、「今起きたら一日辛いかもしれないけど、あきらめて起きてしまえ!」と、そのまま仕事部屋に向かうときもありますが、大事な仕事が控えているとか、一日の予定がびっしりとある時は、さすがに体調不良のまま一日の仕事をこなす自信はなく、医師から処方された睡眠導入剤を半錠だけ服用します。一錠だと起きても朦朧とした感覚が残るので半錠にしてますが、これだと入眠が成功しないことも。時刻が6時を過ぎて「これはいよいよこまったな・・・」と半ば一日を諦めかけたころ、気がついたら眠りに落ちています。

 

 こんなのが週の半分くらいありましたね。

 

 ひどいときは、寝不足つづきによって夜22時くらいで猛烈に眠くなるのですが、いざ寝始めても長く眠れるかというとそうではなく、夜中に目覚めてしまう。一度目覚めると二度と眠れない。眠れないから薬を飲む。それでも眠れないで悶々とする。あきらめて布団から出て活動を始める。しかし寝不足と疲労で体調は最悪なので、これを紛らわすために酒を飲んで楽になる。そして、夜になり猛烈に眠くなる・・・というサイクルが出来上がります。最悪の生活ですね。


 さて。断酒したあとの睡眠はどうなったか。上に書いたことは全てなくなりました。酒を飲んでいない人からすれば当たり前なのでしょうが、酒を毎日飲んでいる自分には、ひどい生活サイクルの唯一の原因が酒だとはまったく思えないのですね。

 

 以降は、夜中に起きたのち眠れずに悶々とすることも全くなくなりました。尿意を感じてトイレにいくことはあっても、再び布団に戻るとそのまま朝まで眠ることができる、睡眠の量が1.5倍程度になりましたね。

 

 また、睡眠時間が少ない日でも、いままでよりも一日を楽に乗り切れるようになった気がします。気がするというのは、目覚めのスッキリした感覚で一日をスタートでき、その状態が持続しているからかと思います。

 

 量と質の向上に加えて、もう一つ深く眠れたと実感できる嬉しい現象があります。それは、夢をたくさんみるようになったことです。

 

 朝、目覚めたとき、「いまのは夢だったのかぁ」と気がつくだったり、リアルに近い夢のときは、いま自分は夢の中にあるのか?それとも睡眠からめざめたのか?と迷うようになったり。このように目覚めると、自分が日中の世界から深く深く眠りに入っていたことを実感し嬉しいです。酒を習慣的に飲み続ける前はありましたが、しばらく忘れていた感覚ですね。

 

 その他、寝すぎて体がこわばった感覚が残るときも「あー、自分はたくさん眠ることができたのかぁ」とストレッチをしながら感慨深いですね。

 

 睡眠の量が増え質が向上するというのは、体にとてもよい気分をもたらしてくれます。今日も一日を充実させよう!とか今日は仕事でこんなことしたいな!とか今日も一日始まってよかった!とかとか、とにかくポジティブになれます。

 

 酒を飲んでいない人からみれば、こんな体調はのは当たり前のことなのに、自分はなんて損することをしていたのだろう?と酒がもたらす害をつよく実感します。

 

 飲酒はまったく非生産的な行為で、酒など飲まなければ万全の体調で多くのことを成し遂げていたのに、仕事でもっと成果を出すことができていたのに。。。と少々残念ですが、最近知ったYoutuberの両学長の言う「今日が人生で一番若い日です」のように、少しでも昨日より改善していく気持ちで断酒を続けていこうと思います。