ジョギングを半年継続したことによる効果3つ
ストレスから解放されるために始めたジョギングですが、走ることが習慣化してきた2,3ヶ月ごろから、このまませめて半年は続けてみたいと思っていました。
その理由がこちらの「一流の頭脳(サンマーク出版)」の303ページの最後に書かれていたこの文言です。
「週に数回の運動を半年ほど続ければ、目覚しい変化を実感するだろう」
この本では、毎日でなくとも週に数回の有酸素運動によって、活性化した脳が、やる気、記憶、学力、健康、アイディアにどれだけ効果をもたらすかということについて、非常に詳しく説明をしてくれています。
もちろん、週に数回の有酸素運動だけで、世の中の一流と言われる人に早変わりなんてことはないのでしょうが、いまの自分を確実にアップグレードしてくれるのは間違いないと、僕は信じました。
なので、ジョギングによって僕の脳の構造に変化が及び、自分のパフォーマンスが向上したい!という願いをこめてひたすら走っていました。
そして、開始して8ヶ月の今、その効果について述べたいと思います。
ジョギング継続の効果1 ストレスに強くなりました。
8ヶ月の自分にくらべて、明らかに仕事のストレスへの耐性ができあがりました。
当時のようなストレスを大いに感じていた場面が再現しても、自分自身の捉え方が明らかに変化しました。事象に対して動じないというか、少し動じたとしても冷静に受け止められる、という感覚です。
また、自分の力では解決が難しい問題に直面しても、運動によって前向きさを取り戻し、現実を変えていけるという自信がついています。いいかえると、「現実に対峙する自分のスキルはこれまでの積み重ねの結果でしかない。しかし、その自分の最高のパフォーマンスをだすには運動が最適」というスタンスが出来上がりました。その時に最善の結果を出すには、心拍数をあげた運動が最適なのですね。
ジョギング継続の効果2 集中力が向上しました。
オフィスなどの多少の雑音のなかでも、目の前の作業に没頭できます。
僕は過去に心療内科でADHDといわれたことがあり、それまでの人生、一つのことに集中することが大きな課題でした。まわりの言葉や雑音に気を取られ、手元の作業が中断してしまい、なんどもなんども「あれ?これはどこから再開だっけ?」の繰り返しでした。
こちら、いまは改善しています。あまりに興味のない作業以外という条件付きですが、一度取り組むと途中で話しかけられたりしても反応できないこともあります。若い頃は、この集中できない特性によって、一日たって仕事がなんも進んでいないことが多々ありましたが、だいぶ改善されてとても助かっています。
ジョギング継続の効果3 考えが前向きになり、やる気が向上しました。
ひとつお断りしておくと、日々の業務の中にはとてつもなくやる気を削がれる仕事はあり、すべてに対してやる気十分ということではないのですが、この8ヶ月で人生に対する全般に対してやる気が向上しました。このブログを始めたのも効果の一つです。
ストレスにまみれていた頃は、目の前の仕事だけではなく「今後の会社での自分の価値」とか「子どもたちが大人になる十数年後の生活が成り立つか?」とか「将来の自分は健康なんだろうか?」とかとか、ストレスにまみれた不安定な思考がさらなる不安を呼ぶんですかね? とにかく様々な方面の不安を抱えていました。
しかし今は「不安を解消するには結局のところ行動あるのみ」という信念めいたものに変わり、漠然とした不安をそのまま放置することはなくなりました。そんなときも15分心拍数を上げて走れば、心の方向はサッと変わります。
以上が、ジョギングを継続したことによって大きな効果をもたらしたものです。これをお読みになった方の何かの参考になればとおもいます。