意図的な感謝がもたらす幸せな日々
一日の出来事の中から3つの事柄について感謝の言葉をつづる、というのを三年ばかり続けています。この日々に感謝を取り入れることの絶大な効果についてお話したいと思います。
方法は単純です。
- 一日の出来事を振り返る
- 感謝に値する3つのことをピックアップ
- 文章にしてFacebookのプライベートグループに投稿する
- 感謝することは自分目線で選ぶ、些細なことでよい
- 人の目を気にして目立ったことは書く必要はない
感謝の対象は様々で、家族・親戚、友人、知人、会社の人、ご近所さん、お店、店員さん、でかけ先ですれ違う人、平和な地域、社会、国、書籍、メディア、家、食事、習慣、天気、季節、自分などなど。。。何でもいいのです。
目を向けなければ何てことない日常の出来事やものに対して、意図的に感謝する習慣といえます。
もちろん、気分が乗らない日もあります。
仕事では忙しくて精神的につらい局面もあるし、会社の同僚との関係でものすごく悔しい思いをするときもあります。家族とだってずっと365日円満というわけでもありません。
なので、時に無理やりでも探して感謝するという日もありますが、それでもいいのです。大事なのは、感謝を感じることに意図的に目を向けることなので。
そして、三年間続けていることで人格が変化をもたらしました。
- いま自分が持っているものは、すべて周りの人の施し・助け・協力のおかげであるとの自然な感覚がみにつく
- 新たに人から受ける親切や、思いがけず得られたものにの一つ一つがうれしい、感動する
- どんなにしんどい日も、嫌なことがあった日も、感謝の出来事は必ずあり「最悪な一日」と全否定することがなくなる
精神衛生を保つうえでとても良い習慣です。ここまで続けられたのは、けっして意思の強さによるものではなく、この習慣が日々の生活に大きなメリットをもたらしてくれるからです。三年続けなくてもメリットは大いにあります。
大事なのは、感謝できる些細なことに目を向けるクセをつける、ともいいましょうか。
ちなみに、若い頃の僕は、自己肯定感が著しく低かったせいで、人見知りで人を信用できず、接していても外面とはうらはらに内心は防衛的なスタンスでいるのが多い人間でした。人に感謝するのも表向きであり、自分の価値が相対的に下がることが嫌だったので、心の底から感謝の念を持つことは稀でした。
そんなひねくれた僕も、こういった習慣を身につけることで、人生の幸せを感じられるようになりました。人間関係もとてもよくなったと感じています。
ぜひ、こちらの本、参考になさってください。